経理部が与信管理を担当するメリットやデメリット

与信管理のルールを作っていても、自社の事業環境や目標などこれらとの整合性が取れていないと運用そのものが難しくなります。専門部署を設けている場合は、自社の現状や管理ルールを定期にすり合わせてリスク分析を行った上での調整が楽にできるようになります。なお、営業部や管理部門では基準にばらつきが生じやすくなりますが、専門部署の場合はそれぞれの情報を確認した上で適切な判断が可能になるので、バランスが取れた形で運用できるメリットを持ちます。ただ、与信管理には高い情報収集能力や分析力が必須になるので、十分なスキルを持つ人材の確保が欠かせません。

さらに、同一担当者が継続的に審査を行った際に判断に偏りや属人性が起こりやすくなりますし、作業に慣れて来ると管理業務そのものが単純化となり重要な項目を見落としてしまう可能性もゼロではありません。与信管理は、既存の部署で行う会社も多くありますが、経理部が行った場合のデメリットやメリットにはどのようなことがあるのか、解説します。与信管理は財務分析が欠かせませんが、経理部は財務分析に対してのプロですから抵抗なく行ことができます。また、経理部は売り上げ債権の回収の確認も行っている関係から確認および連絡といったフローをスピーディーに行えるメリットがあります。

その反面、経理部の情報収集は商業登記簿やネットなど外部情報に限定されるものになり、内部情報は入手が困難なので情報量の少なさなどから与信調査結果に偏りが生じるデメリットもあるわけです。

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